埋木帖

政策をテーマにエッセイをつらつら書きます

はじめまして

はじめまして

翠光と申します

普段は大学で政策系の課程を専攻している学生です。

このブログでは、政策についていろいろと書いていきたいと考えています。

(もしかしたら、それ以外のことも書くかもしれませんが・・・)

 

では、まず簡単に自己紹介をしつつ、このブログで皆様に、どのようなことをお伝えしていきたいのかをお話しして初回とさせていただきます。

 

私は名古屋の方の出身で、大学進学にあたり上京してきました。

以前から政治・経済について関心があり、高校・大学と政策形成について勉強し、今も続いています。もちろん、まだまだ勉強不足ですが、そんな私でも昨今の政策議論を見ていると「?」と思うことが多いです。

 

例えば、少し前に話題になっていた「豊洲移転問題」

長年、東京の中央卸売市場として使われてきた築地市場が老朽化してきたため、江東区豊洲に市場機能を移転する予定でした。

しかし、舛添氏に代わり都知事に就任した小池百合子氏が、それに待ったをかけました。

理由は、「豊洲市場の地下水から基準値を超える有毒物質が検出され、豊洲市場の安全性が確保できていないから」ということでした。

この政策判断、つまりは「豊洲に市場を移転すると食品の安全性が脅かされる」ということですが、果たして本当でしょうか?

確かに豊洲の地下水からは基準値を超える有毒物質が出てきました。

しかし、当たり前ですが、この有毒物質が食品に触れなければ安全性が脅かされることはありません。

そして、これも当然ですが、豊洲市場では、魚を地べたに直接置くわけでも、地下水をくみ上げて利用するわけでもありません。豊洲市場で食品が汚染されるということは考えにくいのです。つまり、論理的に考えて、「豊洲に市場を移転すると食品の安全性が脅かされる」とは言えないのです。

よりハッキリと言ってしまえば、市場の豊洲移転中止は誤った政策決定です。

 

これは、少し顕著な例ですが、このような誤った政策決定は、残念ながら少なくありません。

私は、政策形成に、たくさんの人が関わることが悪いことだとは言いません。

しかし、政策を論じるにあたってはある程度の知識が必要だと考えています。

 

政策は、一度実施されればたくさんの人に影響を与えますし、政策によっては人の命にかかわります。考えや知識もなしに政策を論じ決定することは、まるで免許を持たずフグの調理をして、それを客に出すことと同じくらい危険なことです。

 

政治参加や市民協働などが叫ばれる現代社会だからこそ政策に関する知識を少しでも多くの方に共有していただきたい。

これが、このブログを始めようと思ったきっかけです。

まだまだ勉強中の身ですから、これを体系的に論じるのは私の力量を超えます。

その代わり、様々なケースを通じて“政策の知識”をお伝えできれば幸いです。

 

何卒、よろしくお願いします。